てとてのキッズ 秋まつりの取り組みについて

てとてのキッズ 秋まつりの取り組みについて

てとてのキッズでは秋まつりに染め物のお店を出店しました。
その取り組みについてご紹介します。

利用児に対しての療育プログラムの中に、
作業療法士が取り組んでいる目と手の協調動作を促す
染物活動があります。
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作業の手順はペットボトルのキャップを布に巻きつけ、
それをゴムで固定するという作業を繰り返し行います。
手先が不器用な個性のお子さんが多い中で行う作業なので、
ゆっくり、ゆっくり行います。

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次は、染める過程です。
染料を入れたお湯の中に入れ40分間混ぜ続けます。
この場合も重心移動という作業療法士の視点を意識した活動になっています。
それから、水で染料を落とし、ゴムを外し乾かします。
こうして一つの布を染め上げるまで長いプロセスを踏み完成となります。

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別の作品も紹介いたします。
好きな色を設定することからはじめ、
ひとり1本づつ好きな所に
セロハンテープを一列貼るというところからはじめました。

色の選定は「ピンクがいい!」「オレンジがいい!」と
様々な意見が飛び合い
使いたい色の折り合いがつかず、
「よし!それでは2色使ってみよう!」と活動を始めました。
ピンク
完成したらみんなでテープをはがし、できあがった布を広げてびっくり!
一色ではだすことができなかった素晴らしい一点ものの布ができあがりました。

 

デザイン・制作協力:幸せデザイン

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